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型染め

どのように染めているか質問されることも多いので、とりあえず一番基本となる型染め技法の流れをご説明したいと思います。



まず初めにデザインを考えます。
頭の中にもやもやと浮かんだ映像を紙に描いていきます。
型染めは型紙を繰り返し型置きすることによりうまれる模様の繰り返しと、刀で彫った明瞭なラインがでるのが特徴です。
型紙の初めと終わりがつながる様にデザインします。
デザイン画ができたら染料に置き換えた色構成を組み立てます。




色糊捺染(しごき染め)の技法での型染めは1色ごとに1枚の型紙が必要になっていきます。 デザイン画を元に1色ずつズレが生じないように写し取り刀で彫っていきます。





今回は4色の柄+地色のデザインでできているので、4枚型を彫ります。  
型紙は渋紙という和紙に柿渋を何度も塗った耐水性のある紙を用います。  
4枚彫り終わったら、板に布をピンと張りつけて、繰り返しのあたりをつけます。




色糊を作ります。
染料を計算し調合し、もち米と米ぬかでできた糊の中に調合した染液を少しずつ入れて
糊の硬さを調整しながら色糊を作ります。
型染めでは糊は少し固めに作ります。
型を置き、1色目の糊を置きます。
柄の繰り返し部分(型の切れ目)に気をつけながら繰り返し糊をのせていきます。
1色目が乾いたら2色目と合計4回糊置きします。







4色目の糊が乾いたら最後に地色の糊を作ります。
地色の糊は全体に伸ばし染めるので柔らかめに作ります。
全体に素早く均一になる様に地色の糊をのせていきます。





最後に蒸し器に入れて約1時間ほど蒸します。
蒸しあがったら生地を冷まし、水洗いして糊を洗い落とし、色止めして乾かしてアイロンかけて完成!









ガーベラもこのようにして生れました 。